事務所を借りて1ヶ月たったので、良いところと悪いところを書いてみます

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自宅兼事務所から、新たに事務所を借りて1ヶ月がたちました。

事務所を借りたのは11月1日でしたが、最初の数日は準備をしていたので、実際にオープンしたのは11月6日でした。

まだ1か月ですが、良いところ、悪いところを書いてみたいと思います。

事務所を借りて良かったところ

1.事務所で打ち合わせができる

今のところ、事務所を借りて1番良かったと思える点は、事務所で打ち合わせができることです。

実際に事務所に来所して頂くようになったのは13日からですが、そこからの3週間で8組のお客様に来所をして頂き、打ち合わせなどを行いました。

最近は一人で事業を行う人も増え、そういう人は事務所を持たずに、お客様自身が自宅で仕事をしていることも多いので、来所して打ち合わせをしたいという人も多いです。

人にもよりますが、わたしはカフェでの打ち合わせよりは、事務所での打ち合わせの方が落ち着いてできるので好きです。

お客様に来所して頂くことで、こちらの移動時間が少なくて済むという考えもありますが、その点は特に重視はしていません。

あくまでも、打ち合わせスペースがあるということが大事です。

2.仕事に集中できる

この点も人によるのですが、私の場合は、自宅兼事務所よりも、事務所を借りた方が、オンとオフの区別がしっかりとでき、仕事に集中できます。

自宅で集中できれば一番いいんでしょうけれど、実際に事務所で仕事をした方が集中できるので、良しとします。

3.認知度が上がる

自宅兼事務所のときも、表札みたいな看板は出していましたが、そもそも住宅街ですから、ほとんど近所の人の目にしか触れることはありませんでした。

しかし、事務所を借りれば、自宅兼事務所のときよりも多くの人の目に触れることになります。

ここに税理士事務所があるということが、地元の多くの人にわかるようになります。

実際に前を通って事務所を知った人からお問い合わせを頂いたことはまだありませんが、今後はそういったことも期待できます。

4.信用度が増す

一概には言えませんが、事務所があった方が信用度が増すという側面はあると思います。

今までは、お客様に「事務所に行きますよ」と言われても、来所をお断りして、こちらから訪問をするか、カフェなどでお会いしていました。

場合によっては、事務所がないことで、信用を落としていたかもしれません。

若い人はあまり気にしないかもしれませんが、年齢が上がるに連れて、その傾向は高くなるのではないでしょうか。

事務所を借りて悪いところ

1.コストがかかる

事務所を借りて、一番悪い点は、何と言ってもコストがかかるところです。

家賃が月10万円だとすると、年間120万円ものコストがかかります。

家賃以外にも色々かかります。

光熱費は、電気代がどのくらいかかるのかと不安に思っていました。

数日前に初めて1か月分の明細が来て、1か月の電気代が4,201円でした。

思ったよりは少ないかなというところですが、暖房を使い始めたのは11月半ばからなので、12月から2月くらいまでの間は、7,000円から8,000円はいくかなぁということろです。

電気、ガス、水道を合わせて月平均9,000円くらいになるでしょう。

その他にも、電話料金やインターネット料金などがかかります。

家賃以外で月数万円のコストがかかります。

そう考えると、全部で年130~150万円くらいのコストが増えます。

一人で行う税理士事務所としては、かなりの負担になります。

2.一人だと効率が悪い

事務所を借りると、一人では効率が悪いなと思う点があります。

例えば、お客様が来てお茶を出すにも自分でやらなくてはいけません。

また、来客中に電話がなったり、荷物が届いたりしても、打ち合わせが中断したりしてしまいます。

荷物が来るとわかっているときは外出できないというのもデメリットです。

事務所を借りたら人を雇いたいと思う気持ちが強くなります。

人を雇って効率的に仕事をこなすことで、売上が増えれば、事務所を借りたコストの増加分もまかなうことができます。

3.通勤しなくてはいけない

毎日1時間くらいかけて通勤している人に比べたら、楽なのですが、通勤しなくてはいけません。

通勤時間は10分でも、準備などの時間を考えると、自宅兼事務所よりも、30分は時間を余計に使います。

往復で1日1時間です。

決してバカにならない時間ではあります。

4.平日は毎日スーツを着なくてはいけない

これも、サラリーマンからすれば、「当たり前だろ!」と思われますが、自宅兼事務所のときは、外出の予定がなければ、スーツを着ていませんでした。

スーツを着ないって楽なんです。

1か月がたって慣れましたけど、着なくていいなら、着たくないのがスーツですね。

まとめ

色々と書いてみましたが、現時点での1番のメリットは、打合せスペースを確保することができたこと、これにつきます。

今後は、事務所があることによって人を雇うことができ、仕事の効率化や売上の増加につなげることができます。

事務所を活かすも殺すも、自分次第ということですね。

悪いところの3番目と4番目はそれほど大きな問題ではありません。

コストや効率に関しては、人を雇って効率を良くして、売上を増やすことで改善することができます。

家賃については、売上が増えたり、人を雇ったりしても変わらないですし、光熱費も急激に増える訳ではありません。

拡大しないという方針ですが、この箱に合わせた売上や人は必要になります。

今後は、効率化をしながら、事務所の家賃や光熱費などのコストを吸収していきます。

最後に、まだ1か月ですが、事務所を借りて良かったと思っています。

【編集後記】

昨日は相続税のセミナーを受けてきました。

相続税は専門でやっている税理士事務所でなければ、申告をする件数自体はあまり多くないので、こうしてセミナーを受けることで勉強をする必要があると思っています。

来年は1か月に1度くらいのペースでセミナーに参加しようかと思っています。

ちなみに、今月はもう1回相続税のセミナーに参加する予定です。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。