想定するリスクは、厳しめに予測しておいた方がいい

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事業を開始するとき、投資をするとき、投機をするとき、マイホームを買うときなど、色々な場面でリスクを想定します。

リスクを想定するときは、自分に都合のいいように考えるのではなく、自分が思うよりも少し厳しめに予測しておいた方がいいです。

事業を開始するとき

独立をするときや、新たな事業を開始するときには事業計画をたてます。

誰でも事業計画をたてるときは、前向きに考えていますし、上手くいくと思っています。

そう考えていると、当然のように事業計画はプラスになり、順調なものになりがちです。

しかし、実際は、事業計画通りに行かないことも多くあります。

事業計画のときは、売上、経費、人の採用、資金繰りなどを予測します。

どれも簡単なものではありません。

これらをあまく見積もると、事業は上手くいかなくなります。

売上に関しては、自分は良いものだと思って売るわけですから、売れると思うかもしれませんが、他人はどう思うかわかりません。

その前の段階として、それが良いものだと知ってもらわなくてはいけません。

色々な段階を経て、ようやく売れるのですが、単に良いものを創れば売れるという訳にはいきません。

経費にしても、思ったよりも経費がかかったということは本当によくあります。

逆に思ったよりも経費がかからなかったと聞くことはあまりありません。

やはり、慎重に見積もるべきでしょう。

人の採用もそうです。

大企業でも採用に苦労しているのですから、小規模企業で人の採用が簡単にいくことの方が少ないのではないでしょうか。

そして、資金繰りです。

資金繰りは行き詰まれば倒産ですから、一番慎重に見積もるべきものです。

最悪、資金さえあれば、事業は続けることができます。

他のことが上手くいっていたとしても、資金がなくなれば倒産です。

これらのことを踏まえて、事業を開始するときは、自分の予測の下限の更に少し下くらいまでを想定しておいた方がいいでしょう。

投資、投機をするとき

投資や投機をするときも、リスクの想定は欠かせません。

自分がどれだけの損失をしても大丈夫なのかを知る必要があります。

わたしは、長期での資産形成として、世界中の株式や債券に分散された低コストのインデックスファンドを積み立てる方法をすすめていますが、この投資法でもリスクの想定は大切です。

世界中の株式や債券に分散していても、1年で30%くらいは損をすることがあります。

リスクは、率だけでなく額で把握しておくことも大切です。

もし、100万円を投資していたとしたら、1年に30万円損をしても大丈夫かどうかということです。

自分の想定よりも少し広めにリスクを想定するのであれば、35%や40%の下落まで考えておいてもいいでしょう。

もちろん、投資している内容により、リスクは変わってきますので、自分が投資しているもののリスクを把握することが大切です。

当然ですが、個別の株式などに投資をする場合は、最悪0になるかもしれないということはしっかりと頭に入れておきましょう。

レバレッジをかけて投資や投機をしている人は、より慎重なリスク管理が必要です。

個人的には、レバレッジをかけた投資や投機はおすすめしません。

自分の資金の範囲内で投資をしていれば、個別株式で0になったとしても資産がマイナスになるわけではありません。

持っていた資産がなくなるだけです。

しかし、レバレッジをかけていると、資産がマイナスになる可能性もあります。

レバレッジをかけて投資をするような投資対象は、時価が著しく変動することも珍しくありません。

色々な人の思惑があるので、一般の人が価格を予想することは難しいです。

人によっては、価格が下がることで利益を得ようとする人もいますので、予測は不可能と言っていいかもしれません。

不動産投資も借入をすることが多いので、レバレッジがかかっていると言えます。

ですから、リスクの想定は慎重にする必要があります。

空室リスク、家賃下落リスク、家賃の未収リスク、金利上昇リスク、住民がトラブルを起こすリスクなど、考えられるリスクは多くあります。

マイホームを買うとき

マイホームを買うときも、リスクの想定は必要です。

住宅ローンを組んで家を買ったとします。

家は買った途端に3割くらいは価値が減少しますので、いきなり債務超過ということになることも珍しくありません。

そのうえ、金利上昇リスク、転勤やリストラ、病気で働けなくなるリスク、家族構成の変化など、リスクはかなり高い買い物です。

住宅ローンの金額が大きいこともリスクを押し上げます。

年収の5倍程度のローンを組むことも珍しくありません。

ただし、マイホームにはそれだけの価値があることも事実です。

リスクを取ってでもマイホームを購入したいと思うのであれば、慎重にリスクを見積もったうえで、購入するようにしましょう。

まとめ

ビットコインの価格が大きく動いていることから、今回の記事を書いてみました。

ビットコインは、現状ではこのくらいの価格の変動はありそうなので、そういうものと思っておいた方がいいと思います。

レバレッジをかけて投機をする場合は、相当なリスクが伴います。

今回の価格の変動でも大きく損をした人がいたと思いますが、価格は短時間で大きく動きます。

価格がつかない時間帯が少しでも出れば、想定外の損になる可能性もあります。

個別株でも同じことは言えます。

不祥事などで連日ストップ安になれば、売ろうとしても取引が成立しなくなり、売れたときには想定外の損失が出ていたなんでこともあるでしょう。

商売でも、売れると思っていたものが全く売れないといったことは珍しくありません。

何事も自分の想定を超えることが起こりうると思うようにしましょう。

だからと言って、リスクを全く取らずに何もするなということではありません。

人生をより良いものにするために、リスクを慎重に見積もったうえで、適度なリスクを取って進んでいくのがいいのではないでしょうか。

【編集後記】

金曜日は、飲み会に参加しました。

久しぶりに会う人も多く、また、他の税理士の話を聞くのもいい刺激になりました。

 

アイキャッチ画像は、2016年11月22日の写真です。

千葉県で11月にこれだけの雪が降るということも想定外でしたね。

今日もこれから雪の予報が出ています。積もるほど降らなければいいなぁ。


 

千葉市、四街道市、佐倉市を中心に地域密着を目指している「渡邉ともお税理士事務所」のホームページはこちら

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。