勤務時代に多くの経験をしても、全てを経験できる訳ではない

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税理士は独立をする前にどのくらいの経験を積めばいいのだろうかと考えている人もいるでしょう。

個人的な意見を言うと、3~5年程度の経験を積めば、経験としては十分ではないかと思います。

税理士業務は1年で1周することが多いので、1~2年では、1つの仕事を1~2回しかやっていないことになり、少し足りないかなと思います。

3週すれば、一通りのことは経験できますし、5年を超えてくると新しい経験も少なくなります。

経験が足りない分は、調べたりすることでカバーできます。

勤務時代にいくら経験を積んでも全てを経験することはない

わたしは税理士事務所で14年の経験をして独立をしました。

勤務時代に経験したことは、かなり多い方だと思います。

それでも、独立をしてから新しく経験することも多いです。

今年の確定申告でも、勤務時代にはほとんどやらなかったような申告を複数やっています。

今思うと、勤務時代は同じような仕事を数多くこなしたようなイメージです。

独立をしたら、数は多くないけれども色々な仕事をこなしています。

わたしの場合は、特に業務を特化していないので、余計にそういった傾向があるのかもしれません。

勤務時代から特定の業務に特化していて、独立をしてからも同じ業務に特化をしていれば少し違ってくると思います。

そういった場合でも、勤務時代とは少し違った仕事が来るような気がします。

例えば、お客様の年齢層が違ったり、規模が違ったりすることも多いでしょう。

勤務時代にいくら多くの経験を積んだとしても、全てを経験するということにはならないのです。

新しい仕事は刺激が多い

規模にかかわらず、新しい仕事は刺激が多いです。

刺激を受けることにより、新鮮な気持ちで仕事をすることができます。

長く勤務をしていると、新鮮な気持ちで仕事をすることも少なくなります。

なかには、勤務でも長期間にわたって新鮮な気持ちで仕事ができる人もいるかもしれませんが、多くはないでしょう。

なぜ、独立をすると刺激を受けて、新鮮な気持ちで仕事ができるのか。

原因の一つとして、全部自分に跳ね返ってくるということがあげられます。

良いことも悪いことも全て自分に跳ね返ってきます。

全て自分に跳ね返って来る方が、やりがいも感じることができます。

まとめ

勤務時代にいくら経験を積んでも、独立をしたら新しいことが沢山あります。

これは、勤務時代の経験が足りないということではありません。

全く同じ仕事というのもありませんし、法律の改正や技術の進歩などで、新しい仕事はどんどん生まれてきます。

もちろん、なくなっていく仕事も多くあります。

そう考えると、独立のために10年20年も経験をする必要はないと思っていいでしょう。

もし、5年ほど経験をして、まだ経験に不安があると思っている人は、独立に向いていないか、独立をしたくないのではないでしょうか。

経験は足りているし、独立をしたいという気持ちが強いのであれば、独立をした方がいいと思います。

わたしは勤務時代が長かったので、これでも新しく感じることは少ない方なのだと思います。

それでも、新しいことは多くあり、新鮮な気持ちで仕事ができています。

表現として適切かどうかはわかりませんが、新しい仕事を楽しんでいるとも言えます。

今後も、色々な新しい経験をすることができると思うと、楽しみです。

【編集後記】

アイキャッチ画像は、事務所の移転祝いとして頂いた観葉植物です。

写真だとわかりづらいですが、新しい芽が出てきています。

無事に生長しているみたいで一安心です。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。