税理士に丸投げしたらいいという考え方について

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ツイッターで、「何でもいいから領収書は集めて、使える使えないは税理士が判断するから」というようなことをつぶやいている方がいました。

このつぶやきを読んだだけですから、どんな方がどういうつもりでつぶやいたかはわかりません。

しかし、税理士として思うこともあり、記事にします。

税理士に丸投げするメリット

わたしのお客様の中にはいらっしゃいませんが、税理士に丸投げしているという人は一定割合いるのではないでしょうか。

丸投げの度合いは様々でしょうが。

メリットは、自分はほとんど何もしなくていいということでしょう。

いい言葉を使うと、自分は経営に専念できるということでしょうか。

他にメリットは思いつきません。

税理士に丸投げするデメリット

メリットは一つしかないのに、デメリットは多くあります。

自分の頭の中で、数字がわからないということが一番のデメリットでしょうか。

もちろん、自分が経営しているわけですから、ある程度の内容は頭に入っているはずですが、頭の中の数字と実際の数字が合っているかはわかりません。

税理士が毎月試算表を作成したとしても、その情報は1か月以上前のものです。

もし、冒頭に書いたように全ての領収書を税理士にそのまま渡しているとしたら、自分が事業にいくら使っていて、プライベートにいくら使っているのかもわかりません。

経営にも悪い影響を与えますし、家計にも悪い影響を与えます。

丸投げするような人の場合、全ての領収書を税理士に渡した後、どの領収書が経費になって、どの領収書が経費にならなかったのかの確認もしないことが多いでしょう。

さらに、領収書をなくしていることもあるかもしれません。

税理士側は、領収書が抜けていてもわかりませんから、経費が簡単に漏れることになってしまいます。

全ての領収書を送ってくる人に値段をつけるとしたら

わたしのお客様の中には、全ての領収書をそのまま送ってくるような人はいないのですが、もし、そういった人向けに価格を設定するとしたら、倍以上の料金設定にするかなと思います。

それでも、やりたくはありませんが。

全ての領収書を送ってこられたとしたら、かかる時間は倍では済まないでしょう。

そもそも、領収書を見ただけでは経費かどうかの判断がつかないものも多いです。

食事代や贈答品などは、領収書を見ただけで事業に関係するかどうかはわかりません。

それを一つ一つ確認していたら、何倍もの時間がかかります。

全ての領収書を送るというのは、お客様と税理士の双方にとってデメリットの方が大きいと言えます。

まとめ

おそらく軽い気持ちで書かれたと思われるツイッターの書き込みをもとに記事を書いてみました。

税理士の中にも、丸投げしてもらって社長は経営に専念してください、という人もいると思います。

そういった場合の丸投げでも、ある程度のことはやってもらう必要はあると思いますが。

丸投げの場合の価格設定も、税理士事務所によって様々でしょう。

需要があって供給があるのであれば、わたしがどうこう言うことではないのかもしれません。

それでも、一言言いたいなと思いました。

「領収書の丸投げは、メリットは少なくデメリットは多いですよ。」

そもそも、正確な申告はできなくなります。

それでも、領収書を丸投げしたいと思いますか。

【編集後記】

先日家の車をお客様のところで修理してもらいました。

中古部品を使うことで、とても安く済みました。

車の修理で中古部品を使うということも知らなかったので、そういうことを知れただけでも良かったなと思います。

わたしも、お客様に新たな気付きを与えることができればいいなと思います。


 

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。