技術の進歩はとても早いので、5年後10年後の予測をすることはとても難しいです。
時代の先頭を走らないといけない訳ではなく、先頭を見ながら進むという方法もあります。
どの仕事がなくなるのかの予測も難しい
現在やっている自分の仕事のどの部分がなくなるのかはわかりません。
20年後には税理士の仕事が丸々なくなっている可能性もゼロではないでしょう。
いきなり全てがなくなるというよりは、部分的になくなっていくのではないかと思っています。
例えば、ロボットが作業を行う時代は近いうちに来るでしょう。
しかし、今自分がやっている仕事のどの部分をロボットがやってくれるのかは、今の時点ではわかりません。
少なくても、ここ1年や2年といった時間では、ロボットが自分で考えて仕事をするということはなさそうです。
ロボットは考えることはできなくても、与えられた仕事は完璧に疲れることなくこなすでしょう。
ロボットができるようになったのを確認してから、できる仕事をロボットに任せるのでも遅くはないと思います。
いつ、そうなっても大丈夫なように、常に先頭を伺うことは大切です。
自分が先頭を走らなくてもいい
1年や2年の内に、税理士業界でも、ロボットが作業を行うようになるとしても、自分が先頭を走ってロボットを開発する必要はありません。
先頭を走ってロボットを上手く活用している人を見て、同じ様に利用すればいいのです。
これは、ロボットだけでなく、色々な面で同じことが言えます。
先行者利益はありますが、先頭にいる必要はないでしょう。
先頭を走ることで得られる利益も多いですが、先頭を走るのは大変です。
簡単にはできません。
しかし、先頭の様子を伺って、真似てみることならできるかもしれません。
まとめ
技術の進化はとても早く、予測をすることはとても難しいです。
そんな中で先頭を切って自分が変えていこう思ったら大変です。
しかし、常に先頭の様子を伺って、いいと思ったものを素早く取り入れることができれば、仕事を失うことなく時代についていけるのではないでしょうか。
先頭を走ることによって得られる利益を全て享受することはできないと思いますが、ついていくだけで十分なメリットがあることもあります。
いざというときや、勝負をかけるときは先頭を走る必要もあるかもしれませんが、そうでないときは、先頭集団から遅れないことを意識するようにしましょう。
【編集後記】
移動中の車の中でラジオを聴いていたら、嘉門達夫さんの「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」が流れました。
めちゃめちゃ懐かしいと思って聴き始めたら、「あれっ、こんな歌だったっけ」と思いました。
記憶の中の歌と随分違う印象です。人間の記憶なんてあてにならないものですね。
1984年の発売ですが、当時は水曜スペシャルもよく見ていましたし、この曲も随分と聞いていました。