独立後のことを考えて、就職先の税理士事務所を選ぶのも手

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就職先としての税理士事務所を選ぶ基準はいくつかあります。

税理士試験受験生であれば、勉強できる環境を重視することも大切です。

今回は、独立後のことを考えて、就職先としてどんな税理士事務所で働らくのがいいのかについて書いてみます。

税理士事務所は数多くあります。

自分にとってどの税理士事務所で働らくのがいいのかわからないという人もいるでしょう。

仕事の内容で選ぶのであれば、その税理士事務所のお客様にどんな業種で、どの程度の規模のお客様が多いのかということを確認しましょう。

わたしは勤務していた5カ所全ての税理士事務所が小規模企業のお客様がメインでした。

ですから、どこの事務所でも同じ様な業務を行いました。

独立をするなら、小規模企業のお客様を相手にすると思っていたので、ちょうど良かったと思っています。

小規模企業を相手にした独立を考えているなら、そういった小規模企業のお客様が多い税理士事務所で働らくのがいいと思っています。

しかし、考え方は人によって様々です。

Twitterなどで、もっと規模の大きい会社がメインの税理士事務所でないと嫌だというつぶやきを見ることがあります。

そういった人であれば、ある程度以上の規模のお客様が多い税理士事務所を選ぶ必要があります。

その場合、選択肢はあまり多くなく、BIG4と言われる税理士法人を目指すことになるかもしれません。

わたしの感覚だと、お客様の会社の従業員が数十人くらいまでであれば、税理士事務所の仕事はそれほど変わらないと思います。

もっと大きな会社を相手に仕事をしたいというのは、従業員が100人以上の会社のことを言うのかもしれません。

従業員が100人を越えてくると、従業員が10人程度の会社とは、仕事の内容で変わってくると部分が多くなります。

従業員が10人以下の会社だと、会社がお客様ではありますが、会社=社長のことも多く、イメージが違うのかもしれません。

また、BIG4で働いてみたいと思う人は、BIG4の組織としての部分を見ているのかもしれません。

基本的に税理士事務所は個人事務所です。

個人事務所の場合、組織という点では、一般の会社に比べて劣る部分が多いように思います。

税理士法人であっても、実質は個人事務所とほとんど変わらないというところも多いです。

そういった個人事務所は嫌だというのであれば、より大きな税理士事務所を探すことになるでしょう。

独立する可能性があるのであれば、独立した後にどんなお客様を相手に商売したいかを考えた方がいいです。

独立した後は、小規模企業のお客様を相手にするのであれば、小規模企業のお客様が多い事務所で働けばいいでしょう。

規模だけでなく業種でも同じことが言えます。

独立をした後は、個人クリニックや医療法人を相手にしたいのであれば、個人クリニックや医療法人のお客様が多い税理士事務所で働らくという手もあります。

しかし、その逆もありえます。

意図的に、独立前と独立後で違うタイプのお客様を相手にするのというのもアリだと思います。

色々な立場のお客様のことを知ることができるので、仕事の幅が広がる可能性があります。

勤務時代は、100人以上の会社をメインに担当していたけども、独立後は小さな会社を相手に仕事をするというのは面白いかもしれません。

他の税理士事務所との差別化もしやすいです。

10人以下の会社の場合、会社=社長となることが多いですが、このことをどう感じるかで、働らく場所が変わってくるかもしれません。

わたしの場合は、たまたま勤務時代にやっていたことと自分がやりたいことが一致しているのでいいのですが、そうでない場合は、独立後に、もっと違った事務所で働いておけば良かったと思うことにもなりかねません。

税理士事務所に就職をするときは、独立後に自分がどうなりたいかを考えて就職先を選ぶといいと想います。

【編集後期】

昨日のサッカー日本代表の戦いは残念でした。

色々な考え方や意見があっていいと思いますが、わたしはあの戦い方は好きではありません。

 

アイキャッチ画像は、佐倉市にあるラーメン屋さん、丹治さんの冷やし担々麺です。

丹治さんは冷やし中華が美味しいので食べに行ったんですけど、限定で冷やし担々麺があったので、冷やし担々麺を食べました。

辛すぎず、さっぱりしていて美味しかったです。次回は冷やし中華を食べる予定です。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。