野球の審判も、将来はAIやロボットになるかもしれない

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プロ野球では、今年からリクエスト制度が採用されています。

リクエスト制度とは、映像によるリプレー検証のことです。

例えば、本塁でののクロスプレーでアウトの判定がされた時に、攻撃側の監督が、「今のプレーはセーフだ!」と思えば、審判にリクエストを要求します。

リクエストをされた審判は、映像によってプレーを検証し、アウトかセーフかの判定をします。

以前は、監督の抗議によって審判の判定が変わることは基本的にはありませんでした。

判定は変わらないけれど、監督は判定がおかしいと思ったら、抗議をしていたのです。

しかし、今期からはリクエスト制度が導入され、判定が結構覆っています。

統計を調べていませんが、わたしの感覚ではリクエストの成功率は3割から4割程度のような気がします。

わたしが応援している千葉ロッテは、積極的にリクエストを利用しているので、判定がよく覆っているというイメージがあります。

今までは、抗議によって判定が覆ることはありませんでしたから、真実とは逆の判定で、そのまま試合が続行されていたということです。

誤審はあるというのはわかっていましたけれど、こんなにも判定が覆るのかと思ってしまいます。

そういった影響もあるのか、最近は審判に対する風当たりが強くなっているように思います。

昨日の千葉ロッテの試合では、楽天の今江の打球を千葉ロッテの井上が直接捕球し、一塁塁審が一度はアウトの判定をしました。

その後、楽天の平石監督が抗議をして、ワンバウンドしていたという判定で、なんと、判定がアウトからファウルに覆ったのです。

平石監督の抗議はリクエストではありません。

詳しくは説明しませんが、リクエストができるプレーは決まっていて、昨日のプレーはリクエストの対象外だったのです。

にもかかわらず、一度されたアウトの判定が覆りました。

もちろん、千葉ロッテの井口監督は猛抗議をします。

中継では、抗議の間にスロー再生がされていて、中継を見ている人は、明らかにアウトだということがわかります。

しかし、井口監督の抗議は当然受け入れられずに、ファウルとして、試合が再開しました。

結局、リクエスト制度が採用されたと言っても、誤審がゼロになる訳ではありません。

少し前には、リクエストでのリプレー検証でホームランと判定されたものが、実はファウルだったということがありました。

正しい判定をするために、映像によるリプレー検証をするのにもかかわらず、リプレー検証の結果、誤審が生まれたのです。

わたしは学生時代ずっと野球をやっていました。

野球をやっていると、練習試合などで審判をする機会もあります。

ですから、審判の難しさはある程度わかるつもりですし、自分が審判だったら、100%正しい判定は絶対にできません。

審判の誤審に対して厳しい意見もありますが、人間がやる以上、誤審がゼロになることはありません。

そうなると、いずれはAIを搭載したロボットが審判をやることになるかもしれません。

ボールに小さなセンサーを内臓すれば、ロボットによる審判の可能性もゼロではないでしょう。

全てのプレーをロボットが判定するようになるには相当の時間がかかると思いますが、一部のプレーに対するAIやロボットの導入は意外と早いかもしれません。

税理士業界はAIに仕事を奪われると言われています。

対して、プロ野球の審判などはそんなことが言われていないと思います。

しかし、今は言われていない職業、あるいは、AIやロボットでの代替は無理と思われている職業でも、AIやロボットにとって替わられることはあると思います。

逆に、仕事がなくなると言われている職業が生き残ることもあると思っています。

税理士の仕事も、AIの発達で、なくなるなくなると言われていますが、意外としぶとく残るかもしれないですね。

【編集後記】

今日の甲子園のレジェンド始球式は、桑田さんでした。

桑田さんと言えば、わたしが小学生高学年の頃の甲子園のスーパースターです。

楽しみに見ましたが、今までのレジェンド始球式の中で一番速い球を投げたと思います。

さすがですね。

観客の声援や拍手も今までの中で一番大きかったように思います。


 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。