「世界最先端の戦略がわかる amazon」を読んで、自分に当てはめてみた

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「世界最先端の戦略がわかる amazon」という本を読みました。

読んでいてちょっと怖くなる本でした。

ちょうどわたしがこの本を読んでいるときに、amazonは、appleに続いて株式の時価総額が1兆ドル(約110兆円)を超えました。

金額が大きすぎて、もはやどのくらい凄いのかもわかりません。

ちなみに、日本で1番時価総額が大きいのは、トヨタで、約21兆円です。

amazonがappleを抜いて時価総額世界1位になる日も近いことでしょう。

amazonと言えば、やはり本をインターネットで販売しているというイメージがある人が多いでしょう。

わたしもそうでした。

もちろん、今は色々なものを販売していることも知っていましたが。

しかし、この本を読んでみると、もはや色々なものを売っているだけでは済まされないくらい、色々なことをやっています。

また、そのやり方が怖いくらいです。

簡単に言うと、安い料金でシェアを奪い、相手を潰し、シェアを奪ったら料金を上げるというのです。

amazonみたいな超巨大企業にこんなことをやられたら、普通の会社は潰れてしまいます。

これを税理士業界に当てはめて考えてみました。

大手A税理士法人が、安い料金を売りにして、広告をいっぱい打ち、顧客を増やしていきます。

若くて給料の低い人を多く雇い、ITを使い効率化を図ることで低料金を実現します。

他の税理士事務所は、その価格ではとてもたちうちできません。

他の税理士事務所は顧客を奪われ、どんどん潰れていきます。

そして、顧客は大手A税理士法人にどんどん集約されます。

他の税理士事務所が潰れて、ライバルがいなくなったところで、大手A税理士法人は価格を上げるのです。

こんなストーリーが思い描けます。

ただし、税理士業界に当てはめると、すぐにこのようなことにはならないと思っています。

現状では、まだまだ人の手が必要な業界のため、大手の税理士法人がそこまでの安い価格設定をすることができないと思います。

どちらかと言うと、シェアを拡大したい中規模以下の税理士事務所の方が安い価格設定で勝負をせざるを得ないような状況のように思います。

また、拡大していく段階で、どうしても経験の浅い従業員が増えます。

そのような状況で、仕事の質を高いレベルで保つのは簡単なことではありません。

若くて給料の低い人も数年も経てば、給料を上げなくてはいけません。

しかし、給料を上げるだけの利益が上がっていなければ、簡単に給料を上げる訳にもいきません。

そうなると、辞める従業員が増えて、ますます仕事の品質を保つのが難しくなります。

このようなことを考えると、amazon的手法が、今すぐにこの業界に当てはまるかと言うと疑問に思います。

将来、高価なAIを導入することによって、低価格で高品質なサービスを提供できるような時代になったときには、amazon的手法を取る大手税理士法人が出てくるかもしれません。

そうなる可能性はあると思っています。

ですから、その時に向けての準備をしておく必要はあります。

 

以前、スティーブ・ジョブズの伝記を読んだ時の記事で、「ジョブズは物凄く特異性があって、とても一緒に仕事はできない」と書きました。

amazonの創業者のジェフ・ベゾスもとても強烈な人のようです。

ベゾスにとって、コミュニケーションを必要とする組織は、きちんと機能していない証拠でしかなく、「コミュニケーションは最悪だ」と力説したと書いてあります。

何か怖いですね。

さらに、以下のようなことも書いてあります。

部下には長時間労働や、週末の休みを返上して働くのを強いるのは当たり前。有能でなければズタボロに捨てられ、有能な人物ならもうダメというところまで働かされる。日本のブラック企業が生ぬるく見える過酷さだ。

ここまで来ると、怖すぎですね。

amazonは、洋服の小売りや、コンビニ、金融にも進出をしています。

これらのサービスは、ZOZOTOWNやユニクロ、セブンイレブンをも脅かすかも知れません。

現状、amazonとはあまり関係がないと思われる税理士業界ですが、amazonの動向には気をつけていた方が良さそうな気がします。

【編集後記】

久々に読んでいて、ゾクッとする本でした。

amazonはどこまで成長するのか。そして、自分にとってどのような影響があるのか、考えさせられました。

AIよりも怖いのがamazonかもしれないですね。


 

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渡邉 朝生
1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。

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