税理士試験直前期の過ごし方

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税理士試験まで2週間となりました。この2週間の過ごし方で合否が違ったものになるかもしれません。試験直前の過ごし方について書いてみます。

体調を整える

まずは体調を整えましょう。

本番はもちろん、この時期に体調を崩してしまうと1年間の苦労が水の泡になってしまいます。風邪をひいたり、睡眠不足になったりしないようにしましょう。

直前期は朝型の生活にするという人もいると思いますが、その効果はわかりません。自分で勝負ができると思えるような状態になっていればいいのではないでしょうか。

手を広げ過ぎない

直前期は勉強をすればするほど不安になってきます。あそこが出たらどうしよう、と思うとどんどん手を広げたくなってしまいます。

この時期にあれもこれもと手を広げ過ぎると、どれも中途半端になりがちです。基本的なことを繰り返しながら、気になる論点を絞って勉強したほうがいいと思います。

あと2週間しかないのも事実ですが、あと2週間もあるのも事実なのです。1日8時間勉強するならば、112時間勉強できます。理論に何時間、計算に何時間、基本的なことに何時間、総合問題を何問など、ある程度の目安をたてて勉強するのもいいでしょう。計画は緩めにつくるほうがいいです。きつきつに計画を立ててしまうと、こなせなくなり、ストレスが溜まります。

112時間あれば、結構出来ることはあります。今まで、しっかりと勉強してきた人は焦らないようにしましょう。今までの勉強が少し足りないと思う人は112時間で少しでも追いつきましょう。

ギリギリでもいいから、合格ラインに入る可能性が最も高い答案を作成する

本番の2時間では、合格圏内に入る可能性が最も高くなるような答案を作成すべきです。具体的でないように聞こえると思いますが、ただ頑張って答案を作成するのと、ギリギリでもいいからとにかく合格圏内に入るための答案を作成するのとでは、全然違う答案が出来上がると思っています。

合格ラインが60点だとして、80点を取れるかもしれないが50点になるかもしれないというような答案を作成してはいけないと思います。65点くらいを確実に取るような答案を作成するのです。

わたしは資格の専門学校の先生でもありませんし、特に優秀なわけでもありません。ただし、本番のときはそういう気持ちで答案を作成していました。何かの参考になれば幸いです。

最後は諦めないこと

そして、最後は諦めないことが大切です。諦めたら、そこで不合格が決まります。最後の1分1秒まで、力を出し切りましょう。

諦めるのは試験官が、終わりと言ったあとでいいのです。

そして、試験が終わったら気持ちを切り替えましょう。

少しでも、受験生の参考になることがあればと思って、この記事を書いてみました。皆様の本番での健闘をお祈りします。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1972年生まれ 千葉県生まれ、千葉県育ち。 四街道市在住。 小規模企業の節税に強い、渡邉ともお税理士事務所 代表税理士。 節税をしながら、長期の資産形成をサポート。